New! 裁判ニュース第六号、掲載しました。(12月9日)

理論機関誌「光射せ!」4号が発売されました。

高政美裁判ニュース 光射せ!


資料 ■訴状 ■高政美さん陳述書 ■山田文明陳述書


NEWS :よど号で「手打ち」? new!
└ 2010-02-08 05:06

拉致問題「実行犯引き渡し項目」削除めぐり波紋

 政府の拉致問題対策本部が同問題への対応方針として「実行犯の引き渡し」項目を、閣議決定文書から外した問題が再び波紋を広げている。
 自民党の岸信夫参院議員は4日の参院決算委員会で、「なぜ実行犯の引き渡しを外したのか」「(北朝鮮に対し)おかしなメッセージになる」などと政府の姿勢を追及した。

 これに対し、中井洽(ひろし)国家公安委員長・拉致問題担当相は「拉致被害者の安否確認と全員帰国、事件の真相究明に集中したい」、鳩山由紀夫首相は「実行犯の引き渡しを求めないと決めているわけではない。拉致被害者の方々に早く帰国してもらうことを最優先したい」と答弁した。

 中井氏は5日の記者会見で「よど号事件の犯人を帰すことで、手打ちをしようとした動きがあったことは間違いのない事実だ。そのことで実行犯の引き渡しとされては困ると前々から主張してきた」と指摘した。自民党の安倍晋三元首相は5日付のブログで、そうした事実はないと批判したが、中井氏は「ここ数年の6カ国協議での日朝交渉はそういう方向でいっていたはずだ」と反論した。

 拉致問題をめぐっては、自民党政権時代の平成18年10月、政府の拉致問題対策本部が対応方針として「万景峰号の入港禁止など制裁の実施」「国連や関係国との連携」など6項目を決定。とくに「拉致実行犯の引き渡し」は、20年6月、当時の町村信孝官房長官が「拉致被害者の帰国」や「事件の真相究明」と並ぶ「絶対必要な要件」と表明し、北朝鮮との交渉で妥協できない3要件と位置づけた。(後略)

http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100205/kor1002051908005-n1.htm

これは拉致問題のニュースであり、本来、私などが論じるべき立場ではないかもしれませんが、ちょっとこのニュースは聞き捨てにならないものがありました。

これは守る会とは全く関係ない私見ですが、私は北朝鮮に対するあらゆるハードルは下げない方が現時点ではいいと思うので、拉致実行犯の引渡しを取り下げるべきではないという意見です。しかしより身も蓋もないことを言ってしまえば、実行犯はともかく、主犯は金日成・金正日に決まっているんだから、今は金正日を引き渡してもらわないといけない。まあ、そういう極論を言っても仕方がないし、とにかく北朝鮮政府に対しカードを減らす必要はない。

むしろ私が大変気になったのは、中井大臣の「よど号事件の犯人を帰すことで、手打ちをしようとした動きがあったことは間違いのない事実だ。そのことで実行犯の引き渡しとされては困ると前々から主張してきた」という言葉。これは既に国会という公的な場で出てしまった以上、本来は徹底的に究明されるべき事柄。安部元首相は全面否定していますが、中井大臣が「前々から主張してきた」というのなら、その真偽は明確にされるべきこと。

そして、この発言の真偽以上に疑問なのは、よど号犯に対する日本政府の追及がどうにも甘く見えること。

恥を忍んで申しますが、私は当初、拉致事件の中ではよど号犯による有本さんたちの拉致が最も早く解決するのではないかと考えていました。八尾恵証言の後は一層そう考えるようになったのですが、現実は、このよど号については、実行犯の一人が完全ではないですが自白し、かつ他の実行犯も日本に数名戻っているにも拘らず、何故か彼らに対する追求は弱いように感じます。

日本に帰国した拉致被害者が公的な場での北朝鮮への発言をいまだ躊躇っていることに対し、一部では批判の声もあります。私も、脱北者の方々も、何人かがここ日本で勇気を持って発言し、また、朝鮮総連を訴えてすらいるのですから、彼らにももう少し語って欲しいという気持ちはないわけではありません。しかし、被害者を責めるよりも、まず加害者への追求が行われるべきです。法的な場や国会証人喚問などで、現在日本にいるよど号犯を追求する色々な手段があるはずだと思うのですが、余り積極的に日本政府が取りくんできたようには思えません。

しかし、このよど号事件は、日本人拉致という許し難い犯罪だけではなく、北朝鮮の洗脳学習の本質、国際テロリズムとの関連(偽札を含む)彼らと日本の一部政治家、文化人との交流など、様々な闇を提示しているように思えます。

このような疑問を従来から持つものとして、中井大臣の発言の真偽、また、今後よど号犯の拉致事件について日本政府がどう取り組んでいくのかを是非知りたいと思います。(三浦)

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かるめぎ 86号 2009.11.09(2009-12-10 05:16)
●「帰国運動」は地獄への道だった
北朝鮮と朝鮮総連は謝罪せよ!!
脱北帰国者が朝鮮総連本部に抗議……………… 3
●いよいよ判決は 11月30日(月)
歴史の評価に耐えうる判決を!!…………………… 4
●時効だのみの朝鮮総連
高政美さんと藤森弁護士の追及逃れに必死……… 5
●11月・12月の集会のご案内………………・………・6〜7
●“帰国運動50年”節目の年に関心高めるマスコミ
東京新聞が見開き特集…………………………… 8
●在日コリアンへの訴え(萩原遼)…………………… 10
●10月16日朝鮮総連親北集会に6団体で合同抗議行動
―― 韓国民団、日本人有志も参加 ―― …………12
●ソウルの路地裏の依藤さんから、守る会への提案 … 14
●北朝鮮で暮らした42年半 第3回(榊原洋子)……… 5
●昭和前期の韓流マガジン(高木れい)……………… 16
●日本の「難民閉鎖政策」をなくそう!!(ルーシー・サンプソン)17
●おすすめできない本
『拉致 左右の垣根を超えた闘いへ』(蓮池透)…… 18
●第6弾みんな出そう将軍様へのハガキ!!…………… 19
●ソウルの路地裏(最終回)
明日香から韓半島に思いを馳せ(依藤朝子)………20
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