脱北者あしなが基金
呼びかけ
皆様、守る会の窪田と申します。
今年もいよいよ押し詰まり、年末ご多忙のおりではございますが、「守る会」関西支部として下記の事情により「あしながおじさん基金」の提案をさせていただきます。
現在関西には、すでに10数名の北朝鮮からの帰国者の方々が帰ってこられています。それぞれ日本での生活は決して楽なものではないようですが、それでも自立をしながら、がんばっておられます。
なんと言いましても、自立にとって一番問題になるのは、子弟の言葉の問題、学歴問題(中卒・高卒)です。幸いにして今までの帰国者の皆さん方は、北朝鮮に居た問も「いつかは日本に帰りたい」という思いで、密かに子供たちに日本語を教えてこられました。
しかし、今回(8月末に)帰ってこられた、母娘2人の方たちは、お母さんが11歳の時に北朝鮮に帰えられ、娘さんに十分な日本語を教える機会がありませんでした。
それでもお母さんは「日本に帰りたい!私は日本人です」という、たっての希望で日本に帰国をされましたが、現在は北朝鮮での重労働がもとであまり体調が良くありません。
山田代表をはじめとした努力で、何とか生活保護・住居の確保はできるところまでこぎつけましたが、日本で生き抜くには、どうしても娘さん(23歳)が日本語をしっかり話さなければなりません。
日本語教師(守る会会員)のメドも何とか立ち、12月から勉強を始めました。しかし、今は「先立つ物」がまったくありません。
「守る会」関西支部として、何とかこの急場をしのぐため、暫定的に「あしながおじさん基金」を立ち上げました。
まずは、
6か月問の学費 6万円
6か月間の定期代 6万円 計12万円
が、かかります。(なぜ6か月か?というと「6か月たてばアルバイトができるぐらいの力は身につく」というソンセンニムのきびしいお言葉を参考にしました。また、来春には高校への進学を目指していますが今のところは未定です)。
皆さんに1人あたり1口=6000円の援助を募りたいと思っています。20人集まれば何とか捻出できます。もし、それより多く集まった場合は、基金としてプールをし、今後の帰国者への支援活動に生かして行きたいと思います。
当面わたし、窪田和夫(守る会関西支部)が会計をしますのでよろしく願いいたします。
早々、郵便口座も設けました。直に集金できる方は私まで持ってきてくださればありがたいです。
なお、今後「守る会」として「あしながおじさん基金」(本当は足の短い人ばかりなのですが??)を全国的に定着・発展できればいいなあ、と思っていますが、まずは大阪から新しい運動を作っていきたいと思います。
規約は下記の通りです。賛同される方がいらっしゃれば大いに進めてください。
なにとぞよろしくお願いいたします。
責任者 関西支部 事務局 窪田 和夫
脱北者あしなが基金規約
2004年12月1日
団体名:北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会関西支部
「あしながおじさん基金」の会
所在地及び責任者:
〒581-0013 大阪府八尾市山本町南2-6-34
tel 090-3995-6743(窪田和夫 携帯)
□座名:「脱北者あしなが基金」
口座番号:00900-7-315884
目的
1.北朝鮮からの帰国者の日本語習得のため、下記の援助を行う
A.学費および講師料の援助
B.教材・その他日本語習得に必要とする備品の援助
C.学習期間中の交通費の援助
規約
1.会員、会費について
・下記に示す年会費を納めた者を「あしながおじさん基金」の会員とする
・年会費 1口=6,000円。期間は12月1日から1年間とする
2.下記の事項についての決定は、「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」関西支部役員会で個別に協議し決定し、告示する
A.該当者の人選
B.援助の方法とその範囲
C.学習施設および学習期間
D.費用総額
3.該当者は当基金に対して返済義務を持たない
4.当会に入金された会費は、基本的には返済義務を持たない
5.該当者の学習期間が終了した時点の余剰金は、今後の北朝鮮帰国者ためにプールされる
6.新たな協議事項が発生した場合には緊急に関西支部役員会を招集する
7.責任者及び担当者は、年1回書面での報告義務を負う
8.設立日は2004年12月1日。この規約は同日から適用する
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政治犯収容所解体運動本部一行
九月日本招請に関する
ご寄附の要請
この二月以来、守る会は元帰国者の脱北者救出に取り組んでいることはご承知の通りかと思います。
その上、今年度は私たち守る会創立十周年の年に当り、秋に姜哲煥氏ら強制収容所体験者らを招いて全国数ヶ所で講演会を開催しようと今年度の方針といたしました。ところが大変うれしいニュースに去る六月三日ソウルで「北朝鮮民主化のための政治犯収容所解体運動本部」という組織が姜哲煥・安赫両氏を共同代表に発足し、この人たちを日本に招請するという形で、前記の方針が急に具体化することになりました。
運動本部側は、日本に行ってこの組織が発足したことを広く訴えたい、屋内集会だけではなく、該当に出て(デモをして)アッピールしたいという運動体らしい希望を表明しました。この運動本部には収容所体験者だけが結集したのではなく、韓国に亡命した多くの脱北青年たちが結集しています。十数名彼らを派遣して東京の該当デモの先頭に立ち、北朝鮮政治犯収容所廃絶を訴えたいというのです。私たち守る会は、運動本部のこの意欲と希望を評価し、理解を示し、二つの形態をとることにしました。
前半の三泊四日を十数名招いての東京での屋内・屋外行動、後半を数名残っていただいての全国数ヶ所での大小の講演活動という形で。
前半の三泊四日だけでも百数十万円の費用がかかります。(節約につとめても)
そこで会の内外の皆さんに「誠金」(ご寄付)をお願いすることにして、なんとかやりとげたいと思います。ご理解、ご協力よろしくお願いしたします。
各位 2003年8月8日 北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会 代表
山田文明