twitterで「News」「北朝鮮最新情報」の更新をお知らせしています。 |

金総書記、後継に三男指名」 北朝鮮が中国に伝達
【北京=峯村健司】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記(67)が三男正雲(ジョンウン)氏(25)を後継者に指名した、と朝鮮労働党幹部が中国共産党幹部に伝達していたことがわかった。正雲氏が今年初め、党や軍の人事権を握る党組織指導部長に就任したとの情報も伝えられた。労働党幹部と関係が深い北京の中朝関係筋と、両国を往来する金総書記に近い北朝鮮筋が明らかにした。
労働党幹部が今年初め、北京を非公式に訪問した際、共産党幹部と面会して口頭で伝えたという。ただ、北朝鮮がこの先も独裁体制を維持するのか、集団指導のような体制に移るのかはっきりしないうえ、最高指導者である金総書記のどんな権限がどういう形で継承されるのかは不透明で、総書記の健康異変や指導部の足並みの乱れがあれば、構図が変わる可能性がある。
正雲氏は84年生まれで、母親は金総書記の3番目の夫人の故高英姫(コ・ヨンヒ)氏。細かい経歴は不明だが、90年代にスイス・ベルンのインターナショナルスクールで学んだ後、金日成軍事総合大学に在学したとされる。
北朝鮮筋の話では、後継問題には金総書記の義弟、張成沢(チャン・ソンテク)氏が深く関与したという。張氏が4月の最高人民会議で国防委員に選出されたのは、若い正雲氏の補佐役になるための布石との見方を示した。
金総書記には正雲氏のほかに、第2夫人の故成恵琳(ソン・ヘリム)氏との間の長男正男(ジョンナム)氏(38)と、高氏との間に生まれた次男正哲(ジョンチョル)氏(27)がいる。北朝鮮筋によると、正男氏はかつて張氏から後継者になる意思があるか問われ、「政治には関心がない」と自ら辞退。現在、党や軍の役職には就いていない。正哲氏も後継者になることに消極的だったとされる。
中朝関係筋によると、党組織指導部は昨年12月、一部の党と軍の上層部に、後継を世襲とすることを強く示唆する内部通達を出したという。通達には、後継者として正雲氏を示すような文言はなく、同筋は「世襲を3代続けることについて側近幹部の了承を得る狙いがあった」と説明。「幹部らの反対意見がなかったことから正雲氏を組織指導部長に登用した」とされる。
その上で3月20日ごろ、金総書記の後継者について「指導組織の領袖(りょうしゅう)がふさわしい。各部署がこうした思想教育について、部内でしっかりとまっとうせよ」と個条書きで記された新たな内部通達が出されたという。「指導組織」は党組織指導部を指すという。
韓国の情報機関、国家情報院の幹部は1日、韓国国会の情報委員会で「北は5月28日、在外公館に対し正雲氏が後継者だと伝え、忠誠を誓うよう求める文書を送ったことがわかった」と述べ、正雲氏を中心にした後継選定作業に入ったとの認識を示した。
だが韓国大統領府幹部は2日、「政府として確認できない」とし、統一省幹部も「後継といっても父の何をどんな形で後継するのか見極めなければならない」と語った。
http://www.asahi.com/international/update/0603/TKY200906020401.html
まだ未確定情報ですが、このような独裁権力の世襲と言うのは、スターリンも、ヒトラーも、毛沢東も考えなかったことです。今日本では二世議員の是非についての議論が起きていますけれども、曲がりなりにも選挙の洗礼を受ける民主主義体制と違い、親が独裁者ならば次の独裁者は必ず子供から選ばれると言う、それ事態が異常な国のあり方だという当然の認識を私達は失っては成りません。
時々テレビのコメンテーターの方が、金正日の次の後継者は誰か、などと言う議論をしていますが、その際、この様な世襲は二十世紀の独裁者が殆どやらなかった異常事態であることを、やはりきちんと指摘してから分析をして欲しいと思います。私たちは北朝鮮の異常な体制にややもすれば慣れてしまい、異常なものを異常と感じずに論じてしまうことがありますが,それは大変危険なことです。
日本政府や政治家、また有識者の方々は、中国政府に対し「このような世襲は社会主義の理想とも改革解放の経済体制にも基本的に百害あって一理なしではないでしょうか、中国の指導者は少なくとも中華人民共和国においては世襲を行うような前近代的な行為は行っておりません。このような封建的国家をこれ以上支援すること、この体制を維持させる事が、果たして中国やアジアの利益や名誉にかなうことでしょうか」という内容のメッセージを是非送って欲しいと思います。
逆に、決して送ってはいけないのはこういうメッセージ
金正日氏後継、言及せず=河村官房長官
河村建夫官房長官は2日午後の記者会見で、北朝鮮の金正日総書記の後継に3男の正雲氏が内定したとされることについて「個々の情報は申し上げない」と言及を避けた。その上で「そういう試み(正雲氏の後継)があるとしたら、北朝鮮の安定につながるものであることを期待している」と述べた。(後略)(2009/06/02-18:00)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009060200763
直接交渉しなければならない政治家、外交官には色々な限界があり、私のような一個人と違って自由に発言しにくいことはあるでしょう。しかし、独裁政権の世襲と「安定』つまり人権弾圧の継続を事実上期待しているような発言をしては絶対にいけない。本当はこういう発言こそ、マスコミももっと追求すべきではないでしょうか。(三浦)
・組織
・呼びかけ
・会則
・入会のご案内
・脱北者あしなが基金
・帰国事業訴訟支援
デイリーNK、開かれた北朝鮮放送等の情報です。
音声・動画ファイル
守る会および関係諸団体の集会の案内です。
守る会の声明です。
守る会の機関誌「かるめぎ」を紹介します。
守る会の理論誌「光射せ!」を紹介します。
北韓人権市民連合ニュースレターの紹介
旧ホームページのすべてを収蔵しています。ただし、一部古くなっている情報もありますので、疑問の点はお問い合わせ下さい。
北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会:本会は1959年から1984年までの帰国事業で北朝鮮に帰った在日朝鮮人(日本人配偶者等を含む)の生命と人権を守り、自由往来を実現し、被拘束者を解放し、犠牲者の名誉を回復することを目的とする。またその他の北朝鮮の人権問題にも重大な関心を向ける。