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NEWS :「我々に関心があるのは政治的意見ではなく被害者の生命と人権だけだ」  
└ 2010-10-26 06:49

【調査会NEWS978】(22.10.24) 10・23集会へのご協力ありがとうございました
■10・23集会へのご協力ありがとうございました
特定失踪者問題調査会代表 荒木和博

 昨日の「北朝鮮による拉致被害者救出のための集い」開催にあたりましては、多数のご参加を賜り、本当にありがとうございました。石原都知事をはじめ東京都の皆様、古賀会長をはじめ都議会拉致議連の皆様には共催にあたり大変なご尽力をいただきました。またお忙しい中ご挨拶をいただいた平沼拉致議連会長、西岡救う会会長にも御礼申し上げます。

 今回特定失踪者の67家族と家族会4家族、合計71家族(若干漏れがあるかも知れませんが)120人余の方々が壇上に上がりお訴えをされました(一部非公開の方を除く)。家族会の飯塚代表には来賓としてもご挨拶いただきましたが、認定者と未認定者の家族がこれだけ多数、一同に会して訴える機会はおそらく最初で最後になると思います。先ほどご家族の訴えの写真を見ていてお一人おひとりのご様子が蘇ってまいりました。

 また、今回は協力団体ということで、29団体のご参加をいただき、運営、広報、参加者動員等様々なご協力をいただきました。夜通し車を飛ばしてやってきて下さった方々、体調が悪かったりお忙しいのに無理をして参加して下さった方々、全国各地から本当にありがとうございました。それ以外にも私たちの見えないところで多くの方が献身的に行動して下さっています。この場をお借りして御礼申し上げます。

 反省点は山ほどありますが、この集会はただ一回のものですので、「うまくいかなかったことは次にやれば良い」ということにはなりません。ご参加いただいた方々はご家族の声を一人でも多くの周囲の方にお伝えいただきたくお願い申しあげます。今後ご家族の声は「しおかぜ」で北朝鮮に流すとともにDVDを作成してより多くの方に見ていただく予定です。あらためてご協力をお願いします。
http://araki.way-nifty.com/araki/2010/10/news978221024-7.html

荒木代表のブログから紹介しました。
現場で撮影されていた家族の訴えの映像は将来DVDになるようです、多分販売されると思いますので、ぜひお買い求めください。私は個人的には、カンパもいいのですが、こういう記録映像を購入して周囲の方々に見ていただくのも重要ではないかと思います。

もう一つ、これは重要な点と思いますので、集会記事への補足としてもうしあげます。

知人から直接、あの集会の意義はわかるし、ご家族の訴えは貴方の記事を読むと切実なものがある、ただ、石原氏、平沼氏、古賀氏はいずれも自分の考えではタカ派、憲法改正論者、核武装論者だと思う、それが悪いというのではなくて思想は自由だけど、そういう政治家の発言が前面に出てしまうと、左派の方や一般の方は引いてしまうのではないか、という意見を伺いしました。この方は集会には参加されていませんが、基本的には誠実な方で、拉致問題や人権問題には理解のある方です。

私は、いろいろな批判は貴重だと思いますと断ったうえで、一つの例を挙げました。かって70年代、ベトナムのボート・ピープルが東シナ海にあふれたことがあります。その時、最も盛んな救援運動が行われた国の一つがフランスでした。そして、当時の報告記事を読みますと、パリでの難民救援デモに、反共右派は「共産主義者は人殺しだ、インドシナ難民を救出しよう」というメッセージを掲げたといいます。

私は、このメッセージは政治的に過ぎますし、不適切だったと感じます。しかし、より立派だったのは、かってのベトナム反戦運動を闘った左派の方々が、彼らと同じデモに、おそらくは不快だったとは思いますが共に行進し、インドシナ難民救援という一点を訴えたことです。当時すでに盲目に近かった左派の巨人、サルトルも難民救援を訴え、理論的反共保守のリーダーだったレイモン・アロンと握手し、当時のフランス保守政権に、難民受け入れを訴えました。「とりあえず彼ら(難民)の政治的意見は我々には関心が無い。我々に関心があるのは彼らの生命だけだ」というサルトルの言葉は左派の思想的良心を示すものでした。「とりあえず応援している運動家や政治家の意見には私は関心が無い。私に関心があるのは北朝鮮で苦しんでいる人々の生命と人権だけだ」という視点に立っていただくことが、人権や救援を語るときには最も重要な視点ではないでしょうか。

23日の集会に戻りますが、この日は家族の発言を最大限聞きたいということから、主催者の方々は政治家、来賓の発言は、拉致議連代表、主催者である東京都の知事と都議会拉致議連代表、また救う会、家族会、調査会に限定しました。来てくださった議員の方々も、基本的には会場で被害者の声を聞いていただくことになり、壇上での紹介などは原則控えたようです。その意味で、これまで拉致被害者救出運動の中心をなしてきた政治家は保守系が多かったことは事実ですので、結果的に、その発言は保守色の強いものになった野は事実です。しかし、あの集会の本質はそこには無いのです。北朝鮮に拉致されたかもしれない人々がこれだけいる、その方々のご家族は見捨てられた思いでいる、日本政府は、仮に脱北者の目撃証言があっても動いてくれない、その苦しい思いをもつ人々の声を聞くための集会なのです。

そして、保守的な政治主張を受け入れがたい左派の方々は、仮に私達と共に運動することは難しくとも、また別の方向で、いかにして拉致被害者を取り返すか、北朝鮮の人権状況を改善するか、違った角度からの運動を起こしてくださればと思います。それはそれぞれのやり方で別の方向から目的地を目指すことであって、私は自分と考えが違うからといって決して他の運動を全否定するものではありません。ただ、北朝鮮現独裁政権は民主化されなければならない、彼らの人権弾圧や国家テロは犯罪である、という視点は前提のもの(口に出すか否かではなく)であって、それは歴史問題によって相対化されるものではないということは前提にはなろうと思います。また、現在の北朝鮮現政権との対話を一切否定するつもりはありませんが、少なくとも国交正常化を通じて拉致問題や人権問題を解決することは困難だと私は現段階では判断しています。

そして、一般市民の方々にはまだまだ特定失踪者問題は知られていません。これは致し方ない面もあると思います。調査会はこれまで、啓蒙運動や大衆運動よりも、フットワークの軽い調査会独自の情報発信や問題提起を中心に活動してきました。今回の集会のDVDは、今後の啓蒙活動のための強力な武器になろうかと思います。23日の集会は最初で最後ですが、その記録は問題解決まで生きつづけます。ご家族のメッセージに勝る問題提起も情報もありません。繰り返しますが、ぜひこの映像が発表されましたら、皆様が多くの方々にこの証言と日本の現実を伝えてくださればと思います(三浦)

追記:23日集会の記録で「高野清文氏が訴えました」という意味のことを書いてしまいました。大ボケでした。清文氏は失踪者本人で、訴えられたのは妹さんの高野美幸さんです。直しましたので、今度集会であっても怒らないでください美幸さん。







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