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NEWS :9月1日 北朝鮮人権問題についての特別講演会報告(上) 
└ 2012-09-02 06:49

9月1日午後12時半から、東京の韓国民団本部8階会議室にて、北朝鮮人権問題についての特別講演会が開催されました。参加者は民団を中心に約150名。

まず講演会は小川晴久NO FENCE副代表のお話にはじまり、小川氏は、自分は青年時代、1960年に平壌で出版された朝鮮哲学史という東洋思想研究書に多大な影響を受けたことから語り始めました。当時の自分が持っていた西欧に対するコンプレックスをこの本が打ち破ってくれたこと、東洋思想にも西欧に匹敵する論理性や科学的な見地があることを教えられたこと、何よりも公正な学術的研究で、金日成讃美などこの本には全くなかったことを語りました。

しかし、その後北朝鮮で主体思想が登場し、その思想にはまったく興味を持てなかったため、北朝鮮への関心は薄れていったこと、同時に、三浦梅園など日本、そして朝鮮半島の実学思想への関心が高まり、韓国への留学、さらに東洋思想への研究を深めていった学者としての人生に触れたのち、90年代初頭、在日コリアンの方々から、北朝鮮帰国者が政治犯収容所で無実の罪で殺されていることを聴かされた時の衝撃を語りました。

その方は今は亡き女性ですが、総連の活動を誠実に行い、息子たちが帰国事業で北朝鮮に渡ったのち、何度母親として祖国訪問をしても、北朝鮮政府は言を左右して息子には合わせてもらえない。母親としての直感で、これは何かがあったと思い問いただすと、実は息子は収容所に送り込まれて、しかも拷問で殺されていたことが分かった。このような非道なお話を、さらに何人もの帰国者家族に聴かされ、政治犯収容所をなくすための運動を始めなければならないと決意したと小川氏は語りました。

そして、朝鮮総連の妨害にめげず運動を展開していく中、カンチョルファン、アンヒョクという二人の脱北者の北朝鮮政治犯収容所体験記の証言にであい、まさに直接の被害者でなければ語れない悲惨な収容所の現状を知って、このような証言を読まない限り収容所の悲劇は理解できないし、また、読んだ限りはこの問題を訴えずにはいられないはずだと述べ、政治犯収容所廃絶の思いを述べました。

そして、残念ながら日本では人権や平和の価値を語る人が、北朝鮮の政治犯収容所問題には沈黙している、またマスコミも取り上げ方がきわめて少なく、国民にこの深刻な問題を訴える姿勢が乏しい、北朝鮮では反逆者とみなされれば家族、親族全員がとらえられる連座制のシステムを取っているため、東欧や現在のアラブでおきているような民衆決起による民主化運動は困難であり、この政治犯収容所廃絶の運動は外部の我々が訴えるしかないのだと、日本の人権運動の欠陥を厳しく批判しました。

そして、現在世界は北朝鮮人権問題に注目し始めている、また、国際司法裁判所や最先端の国際法の世界では、国家主権の枠を超えて、各国政府が国民を保護する責任を放棄し、ジェノサイド、戦争犯罪、人道犯罪から守る責任を果たさない場合は、国際社会が変わって国民を守らなければならないという発想が2005年には確立されている、もはや人権人道問題においては国家主権の枠を超えて国際機関が動くことは内政干渉には当たらないことが法的には認められているのだ、北朝鮮政府は明確に国民を収容所に強制移送し、強制労働で死に至らしめ、また拷問を行っているのだから、この原則は適応されるはずだと述べ、国際社会の先進的な人権水準に、わが日本国もアジア全体も学ばなければならない、北朝鮮政治犯収容所における人権侵害がこれ以上続くことは許されないと講演を結びました(終)







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