(資料)北朝鮮政治犯収容所規則 

└ 2008-07-19 02:38

(資料)北朝鮮政治犯収容所規則

 价川第14号管理所規則『管理所の10大作法と規定』
(申東赫氏の記憶による暗誦から、訳:宋允復氏‐守る会事務局長)

第1、逃走はできない。
1)逃走時には即時銃殺する。
2)逃走企図を目撃したのに申告しない者は、即時銃殺する。
3)逃走目撃時は、担当保衛員先生に即時申告しなければならない。
4)2名以上集って謀略を企んだり、逃走企図はできない。

第2、3人以上集まれない。
1)担当保衛員先生の承認なく他の地域に無断移動した場合は、即時銃殺する。
2)保衛員の村に承認なく無断侵入したり、施設物を破壊した者は、即時銃殺する。
3)担当保衛員先生が定めてくれた人員の外は、集まれない。
4)作業外に承認なく群れをなして集まれない。
5)夜には、担当保衛員先生の承認なく3人以上共には通行できない。
6)作業関係外で3人以上集まって対話はできない。

第3、盗みはできない。
1)武器類を盗んだり、所持している者は、即時銃殺する。
2)武器類を盗んだり、所持している者を申告せず、あるいは共謀した者は、即時銃殺する。
3)管理所内の全ての食糧を盗んだり隠す者は即時銃殺する。
4)管理所内の全ての機資材を故意に破損したり、盗んだ者は、即時銃殺する。

第4、保衛指導員に絶対服従しなければならない。
1)担当保衛員先生に不満を抱いたり、殴打した場合は、即時銃殺する。
2)担当保衛員先生の指示に不誠実な者、不服従な者は、即時銃殺する。
3)担当保衛員先生に口答えしたり、楯突いてはならない。
4)担当保衛員先生に会った時は、丁重にあいさつしなければならない。

第5、外部人を見たり怪しい者を見た場合は、即時申告しなければならない。
1)外部人を隠したり保護した者は即時銃殺する。
2)外部の物品を所持したり隠していた者、共謀したもの、申告しなかった者は即時銃殺する。
3)外部の各種物品を所持したり隠し持ってはならない。

第6、互いが互いを監視し、異常な行動を発見した際は、即ちに申告しなければならない。
1)互いが互いに監視し警戒心を高めなければならない。
2)他の人の言葉と行動を注意深く聞き、異常がある場合は、担当保衛員先生に即時申告しなければならない。
3)思想闘争会議と生活総括に誠実に参加し、自己批判はもちろん、他人の批判も確実にしなければならない。
4)思想闘争会議と生活総括を理由なく抜けたり、欠席してはならない。

第7、自らに任された課題は超過遂行しなければならない。
1)自らに任された課題に怠慢であったり、遂行しない場合は、法に不満を抱いたものと見做して、即時銃殺する。
2)自らに任された課題は、自ら責任を負わなければならない。
3)自らに任された課題を遂行することは、自らの罪を償う道であり、自らを容赦してくれた法に報いる道である。
4)担当保衛員先生が指示した課題は、勝手に変更できない。

第8、作業外で個人的に男女は接触できない。
1)承認なく、男女間で身体接触がある場合は、即時銃殺する。
2)作業外に、承認なく男女間で対話はできない。
3)承認なく異性の化粧室に立ち入れない。
4)特別な理由なく、男女が手をつないで歩いたり、同じ寝床に入れない。
5)承認なく異性の部屋に立ち入れない。

第9、自らの過ちを深く悔い改めなければならない。
1)自らの罪を認めず、自らの罪について服従せず意見を持つ者は、即時銃殺する。
2)自ら自身が、国家と社会に犯した罪を深く反省し、罪を拭うために努力しなければならない。
3)自らの罪を認めて深く反省する者のみが、新たに出発しうる。

第10、管理所の法と規定に背いた場合は、即時銃殺する。
 管理所の全収容者たちは、保衛隊員を自らの真なる先生と考え、管理所の10大法と規定を徹底して守り、自分たちがかつて犯した過ちを拭うのに、誠実な労働と規律で以って貢献しなければならない。

 続いて、初代悪魔金日成、二代目悪魔金正日の収容所に関する教示です。元収容所の警備兵だった安明哲氏の証言に基づいています。

 政治犯強制収容所の収容者に対する金日成・金正日の教示
(安明哲氏が受けた隊員教育に関する証言に基づく、訳:川崎孝雄氏‐守る会国際部長)

 ●金日成の教示
1)階級的な仇共には、プロレタリア独裁がどんなものか、きつく知らしめなければならない。
2)宗派分子(訳注、:セクト主義者※、以下カッコ内は同)共は、我々の革命に突っ掛かった石(障害物)であり、徹底して除去しなければならない革命の対象である。
3)宗派主義者、階級的仇共は、その誰であろうとを問わず、三代に渡って滅種(=皆殺し)せねばならない。
4)毒草は、除去すべき時に除去し、根絶やしにしなければならない。
5)過ぎ去りし時期、我々人民たちの血の汗を絞り取り、肥大した搾取分子共と宗派分子共は、容赦なく皆殺しにせねばならず、再び頭をもたげられないようにせねばならない。
6)管理所(収容所)内で、階級的仇共が、暴動を頻繁に引き起こすなら、軍隊を配置し、再び暴動が発生しないようにせねばならない(1968年の教示)
7)警備隊、軍人たちが、逃走者を捕らえたら大きく表彰し、軍人たちの中で、宗派分子共に対する敵愾心を持つように思想教養を強化せねばならない。
8)保衛員たちは、階級的仇を管理しながら、些少な人情と同情を持たず、常に革命的自覚性を持って彼らの統制事業を遂行し、プロレタリア独裁の真骨頂を厳しく見せつけねばならない。
※宗派分子(セクト主義者)
 旧ソ連共産党で、スターリンへの反対派に対して「トロツキスト」とのレッテルを貼って粛清した事例に対応する、北朝鮮式の政治犯への蔑称。


 ●金正日の教示
1)逃走した者共は、無条件に捕らえ殺さなければならない。逃走は、首領様(金日成)の対外的権威と威信に対する最も重要な問題であり、逃走した者は、容赦なく殺してしまわなければならない。
2)首領様に心配をかけないように、同務たち(保衛員、警備隊)が統制と監視を徹底して行い、一人も逃走させてはならない。
3)国家保衛部7局(収容所を管轄する部局)は、生産が基本ではなく、熾烈な階級闘争が基本である。階級的仇共と宗派分子に対しては、非妥協的闘争を強化しなければならない。
4)農場指導局の保衛員と警備隊は、階級の前哨線に立っているという誇りを持ち、移住民(政治犯)収容事業と逃走を徹底して防止することにより、首領様に喜びを差し上げねばならない。

 政治犯弾圧の為に保衛員と警備隊が受けた教育内容
(安明哲氏の証言に基づく、訳:川崎孝雄氏‐守る会国際部長)
1)囚人共は、過ぎた時期、同務たちの血の汗を絞り取って肥ったあくどい「仇」、人民の骨髄に対する仇であり、反逆者である。
2)移住者(政治犯)たちを人間と考えてはならない。同情を施す要員は、政治犯と同様に取り扱う。
3)失敗や事故で彼ら(政治犯)を死なせても責任を問わない。権限は無制限だから思い通りに行え。
4)思想の悪い囚人を捜し出せば表彰する。逃走者を捕らえれば(大学進学などの)前途が開ける
5)南朝鮮(韓国)の特攻隊が、統制(収容所)区域に武器を投下すれば、強力な反政府ゲリラ戦線が形成できるので、訓練を強化し、対空防御を強化せよ。
6)一般社会の住民と囚人を接触させると秘密が漏出し、首領様の威信が堕ちる。警戒線に政治犯が近づいたら無条件に射殺せよ。
7)区域に秘密探知のためスパイが入り得るので、警戒を強化せよ。
8)政治犯と絶対に接触してはならず、秘密は厳格に守れ。除隊しても秘密を守れなければ、自分が政治犯になる




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